1949年、イタリア・トスカーナ州で創業したファリエロ サルティ。イタリアを代表する最高級テキスタイルブランドとして、長年に渡り、世界のファッションビジネスを支えてきました。数多のトップブランドからのニーズに応える深い専門知識と、イタリア国王のマントにも用いられているほどの徹底した品質に対する誇りを念頭に、”Made In Italy”の真髄を体現する上質な生地を作り続けています。
ヨーロッパ屈指の繊維産地、イタリア・トスカーナ州プラート。この地域ではルネサンス期以前から毛織物生産が行われており、長い歴史と伝統が培われてきました。ファリエロ サルティは、ファッションの権威が求める高難度なニーズに対して、創造性と柔軟性、そして高い生産性をもって応えることで発展を続けており、今日では国際的なブランドとして知られるようになりました。伝統に敬意を払いながらも実験精神を基に技術革新を続けることで、70年以上にわたりイタリアンラグジュアリーの世界を支え続けています。真摯にファッションの未来を創造するべく、創業当初からサステナビリティの視点を重んじており、サプライチェーン全体にわたり、社会的責任を持って生産に取り組むブランドです。
1991年、創業者ファリエロの孫にあたるモニカ・サルティがクリエイティブディレクターとなり、最高級ストールのコレクションをスタート。エレガントなデザインと心地よい手触りを通して、ファリエロ サルティに新たな息吹が吹き込まれました。
モニカ・サルティのビジョンは多岐に渡ります。アート、写真、そしてカルチャー。創造性から生まれる多様なメッセージは、パターンやテクスチャーなど巧みなクラフトマンシップによって磨かれ、ストールという一枚の布の上に織り込まれていくのです。
ファリエロ サルティのストールには、物語があります。独創的なプリントはさることながら、折り目のひとつひとつ、纏うときに生まれるドレープの立体感が、独自のスタイルの象徴となり、その人を美しく彩るアイデンティティの断片となるのです。
ファリエロ サルティのストールは、時代や文化、そして世代を超越し、あらゆるスタイルを尊重します。伝統と革新の融合に終わりがないように、スタイルは常に変化し、進化していくものです。身につけるひとの個性に寄り添い、ぬくもりを与え続けます。