6 JUNE 2025
20世紀を代表する写真家
ピーター・ビアードとのコラボレーション
1960年代から90年代にかけて世界のアートシーンに衝撃を与えたアメリカ人写真家、Peter Beard(ピーター・ビアード)。
1938年、ニューヨーク生まれ。人と動物、自然への関心が高く、エール大学卒業後の1961年にケニアへ移住。動物保護区であるツァヴォ国立公園で管理の仕事をしながら、カメラを志すように。密猟や干ばつによって倒れていくアフリカ像の姿を捉えた写真集『ジ・エンド・オブ・ザ・ゲーム』('65)は大きな反響を呼び、その後何度も再版されてビアードを代表する作品となりました。80年代以降は写真やコラージュ作品の展示活動も精力的に展開。
ピーター・ビアードの環境への貢献と、ファリエロ サルティの責任ある素材調達を通じて高品質なテキスタイルを生産すると姿勢が呼応し、コラボレーションを通じて敬意を表します。
ブラック・ライノ(Black Rino)
彼の作品で繰り返し登場するのは、ケニアの動物たちです。このクロサイはアバーデア国立公園で撮影された象徴的な一枚で、写真の上から水彩画を重ねることで、シーンに奥行きを与えています。柔らかな風合いのシルク生地は、芸術の版に適したキャンバスです。
ブッシュバック(Bushbuck)
ブッシュバックは1975 年の作品" Large Horned Bushbuck"をベースに、冒険を芸術的に描き、ボルドーのフレームが全体を程よく引き締めて、タイムレスなアクセサリーとして昇華させています。
キリンとシマウマ(Giraffes and Zebras)
ピーターが愛した野生のキリンとシマウマの写真をイラストで飾り、柔らかなシルクのキャンバスに収めました。
鳥たちの会話(Conference of Birds)
鮮やかな色で描かれた鳥たちが、柔らかなシルクのせせらぎの中で歌い上げます。
モントーク(Montauk)
ピーターが愛したニューヨーク州モントークの別荘へのオマージュとして、手つかずの美しいビーチにインクのコラージュを重ねました。シルクの繊細な柔らかさがアーティストの魂とビジョンに新たな魅力を吹き込みます。